フォザベターアンドモアピースフルワールド

「違った人達にそれぞれの正しさがあることを知る」それは、「より良き平和な世界にしていくために」


これは今日 子どもが今度入学する奈良県立の中高一貫校(国際バカロレアMYP候補校)での入学説明会にて、校長先生から教育方針のお話があったときの印象に残ったフレーズです。


これは国際バカロレア(通称IB←International Baccalaureate)の方針と思われます。IBのプログラムは世界で人気があり、日本でも急に増えてきています。特色の一つ:(対策に追われるばかりで学習効果の薄い)中間・期末の定期テストをやらない代わりに、一学期に二度、一週間ほどリサーチ研究する「探求」の時間に充てるなど、合理的なところがウケているのだと思います。


近所に新規開校するというので昨年10月に体験入学に行ってみたら、子どもが「自分のためにつくっている学校みたい」と急に中学受験を希望。通常ならば受験勉強が間に合わないはずですが、

「学科試験」ではなくて、総合的な「適性検査」(データや長文から読み解いて何を導き出すかを問うので、暗記要素なし)とのことで、3か月じぶんなりに自宅学習して受験、合格しました。


学校の統廃合は各地域で進行中ですね。奈良県でも公立高校の定員が減る部分に中学校を併設することで中高一貫校を作る、という試みが進行中。高校受験という試練を乗り越えてナンボじゃ!という考えもあるかと思いますが、

私はアメリカのように普通の地元公立校で中高一貫校が一般的だったら、子どもたちが余計な心配(競争)に振り回されることなく6年間過ごせて、それがノーマルだと思っています。そしてこういう学校が人気で倍率も高い=支持されているならば、一般の学校でもできるだけ早く、IBのよいところを取り入れていって然るべきです。


子ども達のために:for the better and more peaceful world.

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