寺田まいこ 7つの政策提案
1.水道は市民のもの
上水道の奈良県下全域の総合事業へ参加すると、たった10年の補助金と引換えに、生駒は水道自治を失ってしまいます。
災害への備えとしても、現在現在およそ 1/3 を占める自己水源(地下水)を大切にしながら、近隣で融通しあえる小規模・低レベル・合理的な地域携帯を模索していくことを提案します。
<生駒市の上水道事業は、3/24/2023 生駒市議会本会議にて、奈良県広域水道への統合案が可決されました。今後は、奈良県の上水道事業団の仕組みづくりが進められていくことになります。私たち市民グループでも引き続き状況を調べて発信してまいります。>
2.自然農法給食から始める
子どもたちに自然農法で育てた食材を使った給食を出す動きは世界で進行中。とくに生駒周辺では生駒郡の町でも自然農の取組みが積極的に見られ、自然農法の農作物が入手しやすい上に、子どもたちも農作業に参加しやすいという好環境。地元調達の条例などで地元生産者・事業者を守り、応援します。
3.みんなの居場所をたくさん作ろう
子ども・若い人たち~お年寄りや、とくに孤立しがちな妊婦さんや赤ちゃん連れの皆さんなど、ボーダーレスにみんなの居場所づくりとして、子ども食堂やコミュニティカフェ、それにカジュアルに政治トークできる「パブ(飲み屋)」的な居場所なんて、あったらいいですよね。趣味サークルをはじめ市民活動も応援。北・南コミュニティセンター⇔スーパー銭湯のバス週1便なども。
4.税金の使い道を整理整とん
奈良市財政を見える化する「政策・業績評価条例」をつくります。予算が実際にどう使われたのか、成果を市民にわかりやすく報告して、評価を受けるルールづくりにより、予算を適切に、住民のしあわせのための政策へシフトしていきます。
5.あなたの体と心が大切です
生きる力の根っこ「自己肯定感」をはぐくむ(スウェーデン流)「オリエンテーリング科」教育で、まずは自分を好きになって、自分の体と心を大切にすることがスタート。おのずと周囲も大切にできる人になれるように、オリエンテーリング(道案内)します。さらに、思春期~妊娠出産の時期を重点サポート:妊娠出産をより身近にして、じぶんで選べるための性教育を。
6.国政に奈良の意見書を
「年金切り下げに反対」や「原発に反対」など、国政案件にも意見書を出して声を上げていきたいです。とくにメガソーラーをはじめとする「大規模な再エネ事業に反対」の立場から、グローバル資本の進出を制限するために自治体の条例で規制をかけることも有効です。
7.投票率80%!の奈良
「じぶんで決めよう!」
身の回りの困りごと(小さな社会問題)を言葉に出して共有し→解決するためのステップを調べて→行動を起こす、というワークショップ形式の講座を通して政治参加マインドを種まき。
例:「給食がまずい」→小麦粉が値上がりしているせいか特にパンがまずくなっている→代わりにご飯の回数を増やすのはどうか?→給食センターにお手紙を書く?奈良市 HP から市長に要望を上げる?→アクションに対するお返事が来る→状況が改善する。
目標は「我慢で終わらず一歩踏み出せば変えられる」と実感することで「政治参加が当たり前」という、健全な民主主義の担い手世代を育てること→「投票率80%の奈良」が民主主義のリーダー都市として日本中から真似される未来を描きます。
「市議会バリアフリー」
傾聴ツアー(オモシロ解説付き)で奈良市政を身近に。推し議員を見つけにいきましょう!
「選挙バリアフリー」
日本の選挙って…民主主義といいながらも、独特だと思いませんか?
必勝ノウハウと時間に余裕のある特定の人達に有利な状況が続いていて、一般市民は置き去りにされている感も否めません。参政権は、選挙権と被選挙権がセット。投票するのと変わらないくらい当たり前に立候補ができる。そんな理想に近づいていける工夫を話し合っていきましょう。