民主主義がかわいそうだから

「公選法が変わってから、選挙がやりにくいでしょう、新人さんは」と早朝の萩の台駅で話しかけられました。私の不勉強で、公選法が変わったことなんて知りませんでしたが、以前はもっと活動しやすかったそうです。へ~!(これの意味するところといったら…)


こうして、年明けに立候補予定者となってからの2ケ月半、毎日とにかく人に会いまくり。この人が何票になるかならないか、と考えません。損得勘定ができないのは、いいのか悪いのかわからないけど、目の前の人が私に一生懸命に何かを伝えてくれる、それは私が立候補予定者だからです。そんな機会が光栄です。


そもそも「選挙がハック(必勝法で攻略)されていて、民主主義がかわいそう!」だから「立候補したい」と思ったのです。


「自分が一票を投票して満足しているのは違うよ!被選挙権だってみんなのものなんだよ!むしろ、被選挙権のほうを誰でも行使できてこその普通選挙だし、民主主義なんだよ!」


その思いを、まずは自分が被選挙権をカジュアルに行使することで、デモンストレーションしたかった。「選挙ってお金かかるでしょ大丈夫?」


え?私のちょっとロングスパンな金銭感覚からすると例えば、


節約選挙で100万円でやるとすれば、私が100歳まで生きるならば、年間1万円の投資で選挙に出られるというわけです。それに私はアメリカ留学の学費が交換留学中はほぼ無料だけど、編入後は莫大な授業料がかかるところを、節約のために繰上り最短の期間で卒業したので、もしうまいこといかずにあと半年留学が長かった可能性を思えば許容範囲。


100万円で選挙に出てみようかということは、自分が志をもって政治学専攻で学んだことを思えば、云わば教職課程学生の教員実習ではないですか。昨年からの市民運動や選挙ボランティア活動から、多くの出会いから、このたび立候補予定者となったことは、なにも突拍子のないことじゃない、必然だと思えます。レッツエンジョイ被選挙権♡みなさんもご一緒に!

寺田まいこ オフィシャルページ

寺田まいこのオフィシャルページです。 現在の活動やプロフィールなどをご紹介しています。