黄金比に限りなく近づきたい

最近、本を読めていますか?


のんびりと文学やエンターテイメントを読みたいところだけど、「これ読んで!」って集まってくる本はやっぱり(残念ながら?)政治系の本が多くて…


岸本聡子さんの本、泉房穂さんの本(同じのが二冊来てる)、それに今井一さんの「SEALs」の本を、最近では読了しました。どの本にも共通する特徴:文章が強く美しい。


研ぎ澄まされた精神から発する強い強い意志が「これを伝えたいのだ!」と言葉で現す、そんな文章に触れて、「政治家(あるいは政治ジャーナリスト)はこうあるべきだ」と感銘を受けます。美しいものは強く、強いものは美しいです。


うちの子が通う国際バカロレア候補校の中学校では最初に、「概念」を学び(抽象的~)、概念の中でも「黄金比」を学んでいます。彼女の言葉を借りれば、ダヴィンチの作品やパンダなど万人受けする美しいものかわいいものは大抵、その姿が黄金比に適っているのだそうです。


美しい姿・立ち居振舞い、美しい心・精神、美しい話し言葉・書き言葉、それらを心がけることを忘れないようにいたいです。目指すは黄金比。一目で好きになってもらえて信頼してもらえる黄金比の人になっていきたいのです。なぜだろうか、はっきりわからないけど、そうせざるを得ない政治家として、武士のやせ我慢でしょうか。


そして、文章にも黄金比は存在するでしょう(まさにそれを、AIがディープラーニングで習得しているのでしょうね)。


最初から黄金比の文章など書けるはずはなく、ディープラーニングの要領で、膨大な話し言葉と書き言葉に身を浸して言語を習得し、とりわけ美しい文章の黄金比を感じ取り、その基本パターンが身についていけば、自ずと黄金比に近い文章を書けるようになっていくのなら、黄金比パターンを掴む直感に長けた人が、発信すべきコンテンツを持ったとき、伝えたい情熱が伴ったとき、素晴らしい演説(著作)が生まれる。


美しい文章を書く人が好きです。美しい言葉で話す人が好きです。誰もが達人にはなれなくても、誰もができる限り文章力を身に着けられる教育があれば、日本にはまだまだ素晴らしい可能性があると信じます。


学校でも、教養のある先生が裁量を持ってクラス運営して、子ども達が美しい文章や言葉に触れて、書いて話して、読んで聞いて、自在にコミュニケーション発信および受信を操れる人達に育っていってもらいたい→日本でもコミュニケーションスキル底上げしていくよう願っています…あれ?願うだけじゃなんにもなりませんよね、よし、具体的に働きかけていきたいです!

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